レビュー

評点

総合評価: 7.5
明瞭性:  8
応用性:  6
情報の価値8

動画を見た感想

将来お金が増える可能性のあるものに優先してお金を使おう

私がこの動画を見終わった直後の感想である。

今回は投資本解説のタザキ氏の解説動画を紹介する。

米国の25歳の若者が、わずか5年で100万ドル以上の資産を形成したサクセスストーリーの本を紹介している。

この若者は25歳で新聞社を解雇されて実家暮らしで、所持金はわずか2.26ドルだったが、5年で100万ドル以上に。

2010年から投資を始めたタイミングが絶好のタイミングだったこともあり、あっという間にFIREを実現したという。

この話は米国株投資の魅力を解説しており、日本株へ投資するケースとは大きく異なるかもしれない。

よって評価点の応用性(再現性)がなかなか難しいので6とした。

しかし、現在価値と将来価値の考え方が非常に納得のいく考え方で、生きていく中で大きな「気づき」を与えてくれる動画だといえる。

※将来価値に投資をして1億円を貯めた実話がこちらの記事でも実感できる。

この動画で分かること

  • 米国株インデックス投資でも、タイミングによっては10年以内で100万ドルの資産をつくれる場合がある
  • 日本株よりも明らかに米国株の方が可能性があるデータを観れる
  • 将来価値の高いもの(将来の価格が上がるor増えそうなもの)にお金をかけることが大切なことが分かる

動画の要約

FIREとは

FIREとは、「Financial Independense Retire Early」の略語で、経済的な自立を達成し、生活のための労働からのリタイアを達成することをいう。

FIREのための投資

大半を米国インデックス投資で、主に3つのポートフォリオを構成していた。

  1. VTI(米国株式市場の大型株から小型株まで約4,000銘柄をカバーしているETF)
  2. SP500(米国の優良500銘柄をカバーしているETF)
  3. BND(ブルームバーグ・バークレイズ・キャピタル総合債券指数に連動を目指す米国籍のETF)

※上から保有率が高い

基本的にETF(上場投資信託)を保有し、個別銘柄は保有していなかった。

投資信託の中でも年間の手数料の安いインデックスファンドで運用し、アクティファンドは手数料が高いので保有していなかった。

この著者は投資し始めたのはリーマンショック後の2010年からだったので、5年でFIREを達成したのは運も味方につけたのが大きな要因でもあった。

BNDという米国再建ETFも組み入れていたが、当時の米国際10年利回りは3%前後であり、この金利を日本に当てはめることはできない。

あくまでも金利が一定のレベルにある米国債権を持つことに一定の価値が生まれる。

節約の本当の価値

タザキ氏の解説の中で、「現在バイアス」という言葉を説明している。

これは、「嫌なことを後回しにしたい心理であり、将来得られる価値を低く見積もり、目先の価値を優先的に評価してしまう考え方」のことをいう。

例えば以下のような事例がある。

  • タバコを吸う人(将来の自分の健康を低く見積もり、今だけの満足感を優先してしまう行動)
  • ダイエットに挫折する人(将来の自分のスマートな身体よりも、今現在の欲望を優先してしまう行動)

このバイアスは金融の世界にも当てはまるらしい。

ファイナンスの世界では、現在の1万円は1年後の1万1000円、1万3000円と同等の価値を持っている

上記の言葉を説明する前に、ファイナンスの基礎の基礎で、「現在価値」と「将来価値」という言葉がある。

例えば年利5%の米国インデックスに100万円(現在価値)今から投資したとすると、5年後には127万円(将来価値)になっている計算だ。

逆に100万円(現在価値)で中古自動車を購入した場合、5年後には10万円(将来価値)と価値が大幅に目減りするのが普通だ。。

この動画解説の中では、「将来価値の高いものにお金を優先的に投資するべきであり、将来価値が低いものには出来るだけ節約しながら生活しよう」と説明されている。

FIREまでの7つのステップ

書籍の中ではFIREまでには7つの段階があり、ステップバイステップでステージを確実に上がっていく事を目指すべきという趣旨の説明がある。

1.明確化

自分の現状と目標の把握をする(ここからが全ての始まりになる)

2.自給自足

支出を収入で全てまかなえる状態になること

3.余裕

収入が支出を上回ってきたら、少しずつ生活に余裕が生まれてくる。

4.安定

6ヶ月分の生活費を貯蓄し、借金はゼロの状態にする

5.柔軟

今度は2年分の生活費に相当する額を投資にまわしていく。

6.

経済的自立を達成。働いても働かなくても大丈夫な状態になる

7.余る

十分な富を形成する段階。

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